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フヂハラジロー 弓道のおやつ

高知で弓を引いています。

弓道練習日誌 その7

弓日誌

 今日は,いつもとは違った身体の感じだった。引き分けから会にかけてはいつも通りなんだが,矢の飛びが悪い。最初の1本は的の前下に外した。3日ぶりの練習。そんなに期間は空いてないと思うのだけれど。

 

 今の課題は,拳に力を入れないことと肩に力を入れないこと。そのためにはどうすれば良いか試行錯語することだ。各部の力が入らないことで,段々と手の内の受けや弓手の押し方の感覚がつかめてきた。前ほどは弓手を抑え込んではいない。

 

 「もっと楽に打ち起こせるはずぞ」と言われ,そこからは丹田に力が入るよう意識した。腕や肩に力が入ったままでは,弓の力を感じることができない。そうなるとどう離して良いかわからない。会に入り右手と左手の感覚をとらえ,タイミングで離すほかない。そのような的中は続かない。

 

 力が入らないようにするためには,まず呼吸を意識する。吐く息で打ち起こし,その打ち起こしは,自分が背伸びするかのようにどこまでも伸びていく意識を持つ。大三は鼻歌気分で両ひじの張りだけを意識する。引き分けはそのまま引き分ける方へ引き分ける。途中,両肩を合わせようとして妙な動きをしない。同じ力と方向で引き分ける。的付けしたときも同じだ。同じ方向にずっと伸びていく。背中の骨が左右に開くように。

 

 そして,離れの瞬間に角見を利かして離す。これらの意識のおかげで中盤からよく的中するようになった。引き分けのイメージはこんな感じで良いようだ。ただし,的付けして左右の片を合わせないこと。そのような動きは僕にとって,弓手を抑え込む原因となるようだ。

 

 的を引く前,手の内の受けの感じを先生から教えを受けた。どうやら,僕の右手の掌の筋肉はほとんど使われていないようだ。特に親指付け根の筋肉と小指の付け根の筋肉だ。これは昔から言われていることで,やはりここを克服しないと,安定した的中は望めない。越えなければいけない壁がある。この壁は長年放置していたが,そろそろ乗り越える必要がありそうだ。

 

 その前に,身体で引くことのカンを取り戻さなければならない。手の内はそのあとだ。どんな変な手の内でも良いので,大三から会に至るまでの受けを変えないこと。的付けするときに引き分けの方向を変えないこと。形にとらわれず,的にもとらわれず,自然体で弓を引くためには,今ある癖をしないためにどうすれば良いのか。練習の日々は続く。

 

 「もし力を入れるとしたら丹田だ」と先生が言っていた。ここを意識すると矢は的の11時方向に外し続けた。もしかしたら調子が上向いているのかもしれない。方向性はあってるはずだ。間違っていたら修正すればよい。どんな弓を引きたいか自分の理想をイメージして,現在とのギャップを埋めていく。あと,1,2か月ほど引けば何とか形になるだろう。

 

 ただ継続。僕の中にゆっくりながらも,しかし確実に変革をもたらしている。大きな車輪を回そう。その動きが止まらなくなるまで,僕はあきらめずに,その車輪を回し続けるつもりだ。